今回は、『マイホームの買い時』について説明します。

私は「住宅ローンアドバイザー」の資格保持者です
こんにちは。
土日は完全休日にしていますので、更新あいてしまい失礼しました。
今回は、表題の『買い時』について説明させて頂きます。
※まずは、ご自身が融資可能か否か、どの程度の金融機関が
あなたに融資をするのか、ご確認する事をおススメ致します。
まずは審査の感覚をご自身でご確認☝
(電話がくるようでしたら着拒すれば問題なしです)
そもそも買い時ってあるの??
結論、あります。
では、買い時ってどういう時でしょうか?
ひとつめは、「金利が低い時」
ふたつめは、「物件価格が安い時」です。
では、今の【金利】はどうでしょうか。
→今の金利は史上最高の金利の低さになっています。
前回の『住宅ローンについて説明します②』で説明させて頂きましたが、
今や0.4%台で住宅ローンが組める時代です。
では、【物件価格】はどうでしょうか。
→正直、高いです。一昨年あたりから徐々に上昇し今は本当に高いです。
不動産屋の営業トークには冷静に
さて、【金利は安い】【価格は高い】では
どうするのがベスト(ベター)か。
不動産屋さんは、営業ですからね、購入して
くれればインセンティブや給与、賞与に影響します。
営業は売るのが仕事です。
よって、買わせようと良くも悪くも「営業」をしてきます。
金利がこのレベルまで下がった時、
『今は金利が安いので買い時です!!』と
営業をしていましたし、都心近郊では
『東京オリンピックで資産価値が上がります!!』
と営業をしている営業マンが散見されました。
私からすれば、金利が下がった時に購入した方々は
もう1~2年くらい待てば良いのに…と思います。
追加材料が今はありますからね。
住宅ローン控除について
マイホームを購入された方は、住宅ローン控除が10年間可能です。
今年からはなんと13年間可能になりました。
住宅ローン控除とは、払った税金をローンの金額の1%
還付される仕組みです。
もちろん、初年度の確定申告及び2年目以降は
勤め先に証明書を提出し、年末調整で還付になります。
そこで、気を付けてほしいポイントです。
(不動産屋は言わないでしょう…)
住宅ローン控除がローンの1%返ってくるという説明は間違いではないですが、
人によってその1%が使い切れない方が多いと思います。
「使い切れない」というのも、還付という概念は、
個人の毎月引かれている『所得税』が原則上限という事です。

ここ重要です
例えば、毎月2万円の所得税が引かれている方がいるとします。
2万円×12ヶ月=24万円になりますので、
1年間の還付上限は、『24万円が上限』となります。
では、上記の24万円の所得税の給与所得者が、
4,000万円のローンを組んだらどうでしょうか??
本来であれば、4,000万円の1%=40万円の還付
と勘違いをする方が多々おりますが、実際は4,000万円の
ローンを組もうが、『24万円が上限』という事になります。
しかしながら、不動産屋にもよりますが、
給与所得に関わらず、営業トークとして、
「住宅ローン控除で1%還元されますよ」
「10年で400万円近くなりますよ、ボーナスみたいなもんです」
な~んて抜かした事を言うやつもいます。(笑)
なので、根本を理解して、物件を見に行く事をおススメ致します。
結局、いつが買い時か
金利は安く、控除可能年数が伸びましたし、
物件なんて上がってしまえば急降下する事は考えにくい為、
今が『買い』だと思っています。
少なくとも、昨年よりは間違いなく『買い時』です。
まずは、ご自身の給与明細または源泉徴収票で『所得税』を
ご確認頂き、そのうえで4,000万円前後で物件を探し、
どこまでの金額なら家計に負担がないかを
ご自身のローンがどこまで可能か含めて確認をしたうえで
営業マンがいる内覧をする事をおススメ致します。
その前に、ご自身である程度の簡単リサーチを☝されて下さいね。
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