マイホームの購入を検討している中で、一戸建てかマンションどちらを購入するのがいいのでしょうか?
単純に『自分が欲しい住宅を購入すれば良い』ですが、一戸建てとマンションで悩んでいる人への選択肢として、一戸建てとマンションそれぞれの特徴を簡単に説明していきます。

私は住宅ローンアドバイザーの資格保持者です。
一戸建てとマンションどちらがお得?
マイホームの購入で一番悩むのは、一戸建てとマンションのどちらを購入しようかな?ですが、一戸建てとマンションの大きな違いは『資産価値』です。
マンションを購入した方がお得だと思う人が圧倒的に多いと思いますが、この「マンションがお得」「マンションを買ったら勝ち組」のような言葉に騙されないでください。
マンションを買った人が勝ち組ではなく、マンションを所有している人が勝ち組です。
理由としては、2022年1月現在のマンション価格は高騰しているからです。
既にマンションを所有している人が、現時点で売却をすることで購入当初よりも高く売却できる可能性が高いことから、マンションがお得、マンションを買ったら勝ち組といった不動産屋の営業マンの有利な解釈が生まれた。
ただ、それだけのことで、これからマンションを購入する人は高値で買うことになるため、注意が必要です。
よって、マイホームの購入を検討している人へ、一戸建てとマンションの検討材料として、それぞれの価値について説明していきます。
一戸建ては土地の資産価値がある
基本的には住宅ローンを組んでマイホームの購入すると思いますが、一戸建てには土地と建物があり、それぞれが揃うことで初めて成り立ちます。
土地には所有権と借地権があって、ほとんどが所有ケースになりますが、借地に建てる人も少なからずいるのが事実です。土地というのは価値が下がりにくいため、将来的に売却を検討する際、土地が非常に重宝することを覚えておいてください。
借地権とは
借地権とは、土地を借りることです。
賃貸物件に住んだことがあるという人は多いと思いますが、その際に家賃を払っていましたよね?土地の借地権も同じで、土地を賃貸するので、家賃を払うことになります。
借地権にマイホームを建てた場合、土地は賃貸で建物は自分の所有物になるため、賃料を払いながらマイホームに住み続けることになります。万が一、土地の所有者が変更して退去することになれば、建物を解体して引っ越さなければなりません。
不思議な話ですね。
よって、一戸建てを購入・建てるうえで必要なことは『土地は所有すること』であり、借地での契約をしないことをおすすめします。そのため、土地は必ず『所有』することをおすすめします。
マンションの価値は立地で決まる
一戸建てと違いマンションは土地の所有がほぼありません。
土地の所有はゼロではないですが、マンション購入時の登記を見れば一目瞭然で、所有する土地にはマンションが建てられており、例えマンションが全壊して所有する土地に家を建てようとしても、マンションの場合、土地の所有規模は微々たるものですから、建物を建てようがありません。
但し、マンションは基本的に駅近で建てられることが多いので、一戸建てと違い、利便性がかなりの価値を生み出すということが、不動産市場においての法則としてあります。
よって、中古マンションでも高騰でているため、現在は高値で売却できるケースが多くあります。
※売却についての記事はこちらもどうぞ※

住宅ローンで一戸建てとマンションどちらを購入するか
『土地』という資産価値のある資産を所有し、将来的に建て替えや売却を検討しているのであれば、一戸建てを建てて、資産形成の観点からも考えることが理想です。駐車場や倉庫にも併用可能ですからね。
一方で、将来的に賃貸用マンションとして、副収入を得るような将来を検討しているであれば、駅近のマンションを購入することもおすすめですが、ファミリータイプの賃貸マンションの経営は多少難しかったりします。
住宅ローンでマンションを購入するなら駅近は必須
前述で述べましたが、マイホームは資産であり『価値』を考えて購入するべきです。
マンションの利点は利便性ですから、マンションを購入するなら必ず駅近の購入をおすすめしますし、一戸建てで駅近の物件に出会えたなら、最高の出会いですから、即買いレベルの強運です。
ちなみに、具体的に駅近というのは、最寄り駅から徒歩10分以内が業界的には一般的です。
徒歩15分や20分の立地でマンションを購入し、いざ売却する際になかなか買い手が見つからず、後悔したといったことがないように、ポイントは抑えておきましょう。
住宅ローンの審査はお済ですか?
最後に、住宅ローンの審査はお済ですか?
住宅ローンの審査は一定期間の時間がかかりますし、必要書類も多くあります。
さらに、金融機関によって金利も違えばプランも違いますので、自分がどのタイプの住宅ローンが合っていて、どこの金融機関の住宅ローンが通るのか、いくら借り入れできるのか、金利は優遇されるのか。など知るために、住宅ローンの審査を自分で【住宅本舗】まずはシミュレーションから確認しておくことをおすすめします。
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