住宅ローンは繰り上げ返済すべき?後悔しないタイミングと注意点を解説!!

住宅ローン
fujiwaraさん
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住宅ローンの繰り上げ返済をお考えの皆様へ。

今回は住宅ローンは繰り上げ返済すべきなのか?
また、繰り上げ返済するならタイミングは?

住宅ローンの繰り上げ返済で後悔しないために
基本的な考え方とタイミングをお伝えします。

 

私は住宅ローンアドバイザーの資格保持者です。

住宅ローンアドバイザーとは、住宅金融普及協会が
認定する資格でお客様の立場に立ちコンプライアンス
を遵守し適切なアドバイスができる資格です。

 


いつも応援ありがとうございます。

 

 住宅ローンの繰り上げ返済はすべきか

photoBさん

住宅ローンの繰り上げ返済はすべきか否か。

結論、明確な回答はありません。

なぜなら、住宅ローンには様々なオプション
が付着しているため一概に良し悪しの判断ができないからです。

例えば団信(団体信用生命保険)です。



 

 

団体信用生命保険とは

団体信用生命保険とは簡単に生命保険です。

団体信用生命保険は、住宅論の契約者が返済の
途中で亡くなったり、高度障害状態になって
しまった際に残債を肩代わりしてくれる保険です。

三大疾病や八大疾病に対応しているのが
今の団体信用生命保険の主流の内容です。

保険にはなりますが、タダではありませんので
その分保障が多ければ金利に上乗せされます。

 

 

繰り上げ返済は団体信用生命保険とのバランス

photoBさん

例えば、住宅ローンで住宅を購入して5年。
6年目で繰り上げ返済をしたとしましょう。

その翌年にあなたは高度障害状態になってしまいました。

※最悪の事態の想定です、文面ご了承ください。
※あくまで例としてお伝えします。

さて、この時にどういうことを考えますか?

「繰り上げ返済しなければよかった…。」

おそらく、そう考えますし後悔します。

住宅ローンの繰り上げ返済で後悔だけはしたくないですよね?



 

住宅ローンの繰り上げ返済の後悔しないタイミング

月舟さん

前述の例として挙げた、6年目の繰り上げ返済
ですがもう一つの失敗後悔することがあります。

それは6年目で繰り上げ返済をすることです。

住宅ローンには、住宅ローン控除というものが存在します。

原則、住宅を住宅ローンで購入してから10年。
10年間は住宅ローンの残債の1%を上限とし
所得税還付が確定申告で受けられます。

よって前例では4年分の節税ができずに
もらえるお金を捨てたことになりますのでタイミングと注意が必要です。

※消費税の増税によって13年間控除の人もいます。

 

 

住宅ローンの繰り上げ返済のタイミング

ここまでの説明で繰り上げ返済のタイミング
と注意点は、おわかり頂けたと思います。

①団体信用生命保険のバランスと注意点
②住宅ローン控除のタイミング

最低限、上記は気にしておきましょう。

 

繰り上げ返済は住宅ローン控除の期間が終わってから

住宅取得から10年又は13年間の
住宅ローン控除の期間が終わってから繰り上げ返済をする。



 

繰り上げ返済は本人の体調や手元資金のバランスを考慮

前述の通り最低10年は繰り上げ返済はせずに
且つ住宅取得後の持病発生や体調、ライフイベントから手元資金とのバランスを。

余談ですが、私は住宅取得から3年で
難病指定の病気にかかってしまいました。
(障害はありますが高度ではありません)

 

 

住宅ローンの繰り上げ返済まとめ

kotoMさん

人生いつ何が起こるかわかりません。

住宅ローンの繰り上げ返済はその先の人生に
大きく影響する大事な判断となります。

タイミングを間違わずに、注意点を意識する
ことで後悔しない繰り上げ返済ができます。

一方で繰り上げ返済はしないという選択肢もあります。

住宅ローンの繰り上げ返済を考えている人は
今一度考えて後悔しない選択をしてください。



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