年収400万円で住宅ローンを検討している人へ
年収400万円の人からよく聞かれるのは、フラット35の固定金利や変動金利はどちらを選べばいいですか?といった住宅ローンの種類と金利についての相談です。
回答としては、住宅ローンでは自分に合った金利を選んでください。というのが正直なところです。
「自分に合った金利」とは何でしょうか?
それは、家計負担の少ない月々の返済額と住宅ローンの借り入れ年数のことです。
この記事では「店頭金利」「優遇金利」の違いと2022年の住宅ローンの金利ランキングを紹介しています。

私は住宅ローンアドバイザーの資格保持者です。
年収400万円の住宅ローン借り入れ金額(理想)
年収400万円の人の年収から計算すると、住宅ローンは約3,129万円の借り入れが上限額となっています。
(もちろん、金利や返済比率によって異なります)
例えば、3,000万円の住宅ローンを返済期間35年で組むとすると、月々の住宅ローンの返済額は9万円前後になります。
この住宅ローンの月々の返済額である9万円は無理なく返済できる金額ですか?
毎月9万円の住宅ローン返済額に少しでも無理がある場合は、住宅ローンの借り入れ額を500万円減額して、2,500万円の住宅ローンを組み、頭金を500万円入れるといったような戦略が必要です。
住宅ローンは、年収と借り入れ額以外にも金利と返済期間によって月々の返済額が異なるため、生活費と年収のバランスをしっかり網羅したシミュレーションをすることが重要です。
住宅ローンの金利の種類(店頭金利・優遇金利)
住宅ローンの種類と聞くと、固定金利や変動金利を思い浮かべると思いますが、住宅ローンの種類は、固定や変動だけでなく、店頭金利と優遇金利といった種類も存在します。
店頭金利と固定金利とはなんでしょうか。
今回の住宅ローンの金利は、店頭金利と固定金利について説明していきます。
住宅ローンの『店頭金利とは』
店頭金利とは、金融機関の店頭で公表されている金利のことを言います。
金融機関の店頭にあるポスターやチラシ、それぞれの金融機関の公式ホームページの住宅ローンページに掲載されている金利が店頭金利となります。
昨今では変動金利で2.5%前後で設定されており、その住宅ローンの店頭金利をもとに実行される金利がどの程度なのか?設定されている店頭金利よりも金利が安くなるのか高くなるのか?の商談が行われます。
住宅ローンの『優遇金利とは』
優遇金利とは、前述で述べた金融機関の店頭で公表されている店頭金利から割引された金利のことを優遇金利といいます。
住宅ローンの契約では、仲介業者や不動産業者と優遇金利での住宅ローンの金利設定で定型している金融機関も多く、実際には優遇金利で住宅ローン契約をすることが多いのが実態です。
優遇金利は、店頭金利から多くて2%前後の住宅ローンの金利が安くなる傾向にあります。
※余談ですが、私は2.7%の店頭金利から0.6%の優遇金利が適用されました。
【2022年最新】住宅ローン金利ランキング
年収400万円の人が住宅ローンを組もうとすると、金利が大きく影響します。
住宅ローンの返済期間は長期に渡るため、金利はできるだけ低い住宅ローンの商品を選ぶことをおすすめします。
ここからは、年収400万円の人のために、住宅ローンの金利ランキングを紹介していきます。
※2022年1月24日時点での住宅ローン(変動金利)ランキングとなります。
住宅ローン金利ランキング 1位
👑auじぶん銀行
<金利>
0.289%(注:最低金利)
<特徴>
申し込みから契約までネットで完結できます。
郵送でmの書類のやり取りはなく、書類を撮影してアップロードで提出可能!
住宅ローン金利ランキング 2位
👑PayPay銀行
<金利>
0.380%(注:最低金利)
<特徴>
変動金利で3.500万円住宅ローンを35年の返済期間で契約した場合、0.380%なら月々の返済額は89.010円!
団信・保証料・収入印紙すべて「0」円!
住宅ローン金利ランキング 3位
👑住信SBIネット銀行
<金利>
0.410%(注:最低金利)
<特徴>
全疾病保障が銀行負担で「0」円!
住宅ローン金利ランキング 4位
👑横浜銀行
<金利>
0.440%(注:最低金利)
<特徴>
電子契約サービス利用可能!団信ラインアップ充実!
住宅ローン金利ランキング 5位
👑三菱UFJ銀行
<金利>
0.475%(注:最低金利)
<特徴>
印紙代・団信・一部手数料「0」円!
事前審査から契約まで来店不要!
住宅ローンの審査をしてみよう!
住宅ローンの金利ランキングはいかがでしたか?
2022年になっても低金利が続いているため、年収400万円の人でも住宅ローンを組んで住宅を購入できる機会は多くありますし、低金利だからこそ住宅を購入できるといえます。
住宅ローンでマイホームを手にすることが可能とわかれば、【住宅本舗】まずはシミュレーションからはじめてみましょう!
現実的に住宅ローン一括審査申込👈からであれば、住宅ローンのシミュレーションができますし、購入できる住宅の相場がわかり、住所を探すことができるようになりますよ。
住宅ローンは控除や給付の制度を上手に活用する
住宅ローンの金利は店頭金利と優遇金利があり、基本的には優遇金利で住宅ローン契約ができますが、年収からの住宅ローンの返済計画を立てるうえで住宅ローン控除などの「控除」も上手に活用することで、住宅ローンの返済に少し余裕が持つ事が可能となります。
住宅ローン控除というのは誰もが聞いたことがあると思いますが、住宅ローン控除の内容を理解しておく必要があります。
住宅ローン控除は、住宅ローンで住宅を購入した人を対象として住宅を購入した年から10年または13年間は、住宅ローンの残債の1%を上限として確定申告または年末調整で還付される制度になります。
実際には源泉の所得税額に起因し、年間で支払った所得税額を満額として還付されるため、年間の所得税額が20万円の人は年末時点で住宅ローンが2,000万円残っていれば、1%である20万円が還付されます。
住宅ローン控除については過去の👇記事で紹介しています。

住宅ローン金利ランキング!年収400万円の人必見!店頭金利と優遇金利を解説!まとめ
住宅ローンの金利ランキング、住宅ローンの金利には、固定金利と変動金利だけではなく、店頭金利と固定金利がそんざいするということを説明してきました。
また、【住宅本舗】まずはシミュレーションから👈はじめることもお伝えしましたので、ここからスタートです。より良いマイホームの購入に役立てて頂けると嬉しいです。
最後に、住宅ローン控除、期間や返済計画をしっかりシミュレーションすること、少なくとも知識を付けておくのとでは、全くその後のライフスタイルが変わってきますので、記事を読んで頂いて知識を付けてくださいね。
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