全国の大家さん、不動産管理の悩みはありますか?
不動産のオーナー業をしている大家さんは
日々悩みが絶えない人とそうでない人がいます。
私の見る限りでは悩みを抱えている大家さんが
非常に多く、その悩みを解決する管理会社が少ない。
そう感じています。
この記事のシリーズでは、不動産オーナー業を
営む大家さんの悩みをひとつひとつ解決します。

私は管理会社で執行役員としての経験があります。
何かひとつでも、この記事で解決できれば幸いです。
大家さん/不動産オーナー業の心得

ガイムさん
不動産オーナーになりたい、不動産オーナー業をしたい
大家さんになりたい、大家さんとはそもそも何??
Googleで検索していくと、大家さん/不動産オーナー
になりたい人もまた多くいる中で、実際に物件を所有し
不動産オーナー業を営む現実はあまり公表されていません。
それはなぜか。
不動産オーナー業で失敗している人が多いから。
成功体験ばかりが表に出ていて、失敗しない等と
謳っている記事を見ても具体的な対策がない。
「出口戦略」を知らないのかな?と感じる
投資用の不動産売買の営業トークのようなことしか記載がない。
大家さん/不動産オーナー業をするにあたり
心得として覚えて頂きたいことがあります。
『信用するな』『鵜呑みにするな』
これに尽きます。
信用するのであれば、ロジックがしっかりあって
出口戦略とリーシング、地域ごとの戦略があってからです。
目先の数字、目に見えている紙に書いてある数字
だけで判断をしないで欲しいということです。
大家さん/不動産オーナー業の悩み

photoBさん
大家さん/不動産オーナー業となると悩みは共通します。
1、家賃収入が落ちた(又はない)
2、管理費・管理手数料で赤字
3、家賃滞納者がいる
4、修繕費用が払えない
5、夜逃げ
不動産の管理をしていく中で、多くは上記が占めます。
これは、大家さん/不動産オーナー業を営む人たちが
悩んでいても解決されない事例の現実なのです。
大家さん/不動産オーナー業の悩み(1)家賃収入

bBearさん
大家さん/不動産オーナー業にとっては致命的です。
不動産オーナー業にとっては、業としている以上は
「不動産所得」として収入が入ってくるのが前提です。
それが支払手数料を下回る又は入居者が決まらず
空室が続き不動産所得(収入)がゼロ。
不動産所得がなくても、不動産をローンで購入して
いる場合はローンの支払いを手出しする他ありません。
そこで出てくるのが借り上げ保証(サブリース)という
サービスですが、あまりおすすめはできません。
なぜか?その理由は過去記事で紹介しています。

大家さん/不動産オーナー業の悩み(2)管理費などの支出

soraraさん
大家さん/不動産オーナー業では、建物の管理を
管理会社へ管理業務委託契約を交わし、依頼します。
管理会社の基本的な管理手数料は5%が一般的です。
この5%というのは家賃収入の5%です。
(例)家賃10万円の物件の場合
所有物件の月々の家賃が10万円とすると
管理会社への管理手数料は月々5,000円です。
残り95,000円が手残りとなり、そこから
ローンの返済、修繕積立金、管理費を支払います。
さらに税金や退去時のリフォーム代ながかかります。
ローンで購入した場合、毎月のコスト(返済含む)
これを家賃が超えてこなければ赤字ということです。
大家さん/不動産オーナー業の悩み(3)滞納者
正直、ここは必ずしも発生する可能性があります。
今まで家賃が払えていた入居者が失業し払えない。
更新料が払えない。
店舗の景気が悪くなり、家賃が払えない。
理由を並べればキリがありませんが、現実はいます。
滞納者というのは心理的にはこうです。
うるさいところから支払う。
滞納しているものが家賃だけではなく
その他も滞納している可能性が高いわけですから
家賃の支払の催促は毎日でもしておくことです。
大家さん/不動産オーナー業の悩み(4)修繕費用が払えない

しんかさん
大家さん/不動産オーナー業で修繕費用の悩みを
抱えるのは、一棟物件の所有者がメインです。
購入時には知らなかった建物の部分で修繕が発生します。
・屋上防水
・オートロック
・水漏れ
・外壁の亀裂や塗装
・タイルの剥がれ
・コーキングの破断
など、引き渡し後にすぐ修繕が必要になった…。
買ったばかりで修繕費用が200万円…。
という声は少なからずよく相談を受けました。
物件購入時に物件の全体を見て設備などの
状態はどうなのか?
わかっていれば物件価格を修繕費用分安くして
もらう交渉をするなり、修繕してから引き渡し
してもらうなり、知っていれば対応できたことです。
過去の記事では購入時のポイントを解説しています。


大家さん/不動産オーナー業の悩み(5)夜逃げ

acworksさん
夜逃げというのも滞納者が滞納続けていると
最終的に夜逃げする入居者も出てきます。
夜逃げする人は家賃以外も滞納しています。
四方八方塞がり状態で、どうにもできなくなり
夜逃げするという選択肢になります。
夜逃げの確認は物件近くの警察署に連絡し
同行というかたちで鍵を開けて確認します。
室内の荷物は撤去するなら撤去後しばらく保管し
あとは弁護士などと対応を考えます。
しかし、夜逃げした人は基本的に追えません。
夜逃げする前に周りを固めることが重要です。
大家さん/不動産オーナーになるには
大家さん/不動産オーナーになりたいと
思ってる人に共通して言えることはひとつです。
知識をつけること。
これに尽きますし、知っているのと知らないの
では、失敗しない対策として必要不可欠なのです。
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